本当にあった垣根の曲がり角!
皆さん!この歌はご存知ですか!?
「たきび」
巽聖歌作詞・渡辺茂作曲
かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜぴいぷう ふいている
さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい
こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
そうだん しながら あるいてくインターネットまほろば様より引用しました。
この『たきび』は、日本が太平洋戦争に突入した1941年(昭和16年)、NHKラジオの放送番組「幼児の時間」で放送されました。この歌は、岩手県出身の詩人の巽聖歌(たつみ せいか)によって作詞されました。巽は昭和5年ごろから13年間、中野区上高田4丁目に住んでいたそうです。
垣根の曲がり角の写真です。この写真の垣根、良い雰囲気を醸し出していると思いませんか。この家には300年を越す立派なケヤキの木が6本あり、「ケヤキ屋敷」と呼ばれておりました。住人は、枯葉を焚火に使ったりしていたそうです。巽聖歌がこのケヤキ屋敷付近をよく散歩しており、その風景をモチーフに詩を完成させたと伝えられております。
この写真は、童謡「たき火」発祥の地であることを示す中野区教育委員会の立て札です。この家の周りの雰囲気ももの凄く良い感じを持ちました。ケヤキ以外にカシやムクノキも堂々と立ち並び、何とも言えない風情があり心に染み入ります。
「たきび」のうた発祥の地は、薬師あいロード商店街の近くにあります。最寄駅は新井薬師前駅で、歩いて約15分で行けます。是非、中野に来る機会がありましたら、垣根を眺めながら歴史散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「たきびの歌発祥の地」を観光してみた!
アクセス
住所:中野区上高田3丁目26
アクセス 西武新宿線「新井薬師前」駅から徒歩5分