超人気の町中華!『中華料理 七面鳥』@高円寺|天津丼を堪能!

突然ですが、みなさんにはお気に入りの町中華のお店はありますか?

町中華とは、東京の昔ながらの佇まいで、町の人たちに愛されている味わい深い大衆的な中華料理店のことですが、昨今では、この時々無性に食べたくなる昭和的な中華料理店が後継者問題に直面したりと変化の荒波にさらされて、絶滅の危機にあります。

そんな抗えない時流の中、家族で力を合わせ、昭和から平成、そして令和の時代と元気に存続している中華料理店が高円寺の住宅街にあります!

今回は、毎日だって通いたくなる、コスパ満喫の気軽に訪れやすい中華料理店『七面鳥(しちめんちょう)』さんを紹介します。

当店の創業は昭和35年。今年で約60年目を迎える伝統のある老舗中の老舗

昔ながらの町中華の味をお腹いっぱい堪能することができます!

美味しい中華を求めて、連日常連さんで店内はワイワイと賑わっております。

それでは早速行ってみましょう!

 

場所はJR高円寺駅南口から徒歩7分、高南通りの坂をくだり、高円寺南四丁目交差点を左折します。

 

しばらく歩くと右側に『中華料理 七面鳥』(住所:東京都杉並区高円寺南4-4-15  電話:03-3311-5027)さんがあります。

ノスタルジックな佇まいが示すとおり創業は昭和35年(1960年)。

 

 

店内

暖簾をくぐるりガラガラガラと引き戸を右にスライドさせると、タイムトリップしたかのように昭和の雰囲気が目の前に広がります。

店内の中央にはコの字カウンターがあり、右側にはテーブル席が合わせて28席あります。

カウンターは皮を削っただけの白木で、創業当時からあります。信じられないほど綺麗に保たれており、肌触りもツルツルでずっと撫でていたくなりますね。

 

 

メニュー

メニューは、店内の両脇に手書きで書かれたホワイトボードがかけられております。

人気メニューはオムレツライスなのですが、今回は無性に天津丼が食べたかったこともあり迷わず注文!

 

注文してからしばらくしてサラダと味噌汁が配膳されました。

サラダのお野菜もみずみずしくシャッキシャキで美味しいのですが、特にアサリが入った味噌汁が最高に美味しいです♪

胃に染み渡る旨さ!

 

天津丼の発祥

話は変わりますが…

わたしが中国の天津市に行った時も、「天津丼」や「天津麺」に相当する料理はありませんでした。
中国料理では「カニ玉」を「芙蓉蟹」(フゥ ロン シィエ)と呼びます。

みなさんは、カニ玉はご存知ですよね。
このカニ玉を乗せたラーメンを「天津麺」と日本では呼びます。

でも、何故、中国の天津にない料理なのに「天津丼」や「天津飯」と呼ぶのでしょうか。
ウィキペディアに二つの発祥説が掲載されておりましたので紹介します。

来々軒説
1910年に浅草で創業した大衆的な中国料理店「来々軒」が発祥であるという説。三代目の主人が、戦後に東京駅八重洲口に来々軒を出店した際に、銀座の萬寿苑からコックに来てもらった。ある時、そのコックは何か早く食べるものを作ってと客に言われて、特別に「蟹玉」(芙蓉蟹肉)を丼ご飯にのせ、酢豚の餡を応用した甘酸っぱい醤油味の餡をかけたものを作り、「天津芙蓉蟹肉丼」と称した。この説は、来々軒に1958年に入った元従業員から聴取をして記されている。

大正軒説
大正時代に大阪城近くの馬場町に開業した大正軒の山東省出身の亭主が、戦後の食料不足の際に売り物がなく、天津の食習慣である「蓋飯」(皿盛りの飯におかずを乗せたもの)を発想のもととし、天津で多く捕れたワタリガニの蟹玉で作って、上からとろりとした餡をかけた「芙蓉蟹蓋飯」を作った。しかし、蟹肉は高かったので採算に合わず、後に大阪湾のサルエビ(トビアラ)に代えて、「天津飯」とした。なお、当時は卵も入手難で、天津から輸出されてきた小さなサイズの鶏卵を使った。この説は、大阪の調理師からの又聞きとして伝えられている。

引用:ウィキペディア

天津丼が着丼

注文してから約15分で天津丼が着丼されました!

どんぶりからは、甘酢と玉子のこうばしい香りが漂ってきます♪

具材は、ほぐしたカニ、タケノコとシイタケ、葱のみじん切りといたってシンプル。

 

 

それではいただいてみたいと思います…

素材の旨味が凝縮した炒められた玉子の優しい味がお口全体に広がります!

醤油ベースで、酸味を抑えていることもあり、玉子のまろやかさとカニやシイタケ、タケノコのうま味が引き立たれ、非常に美味しいですね!

中華鍋で焼かれた玉子の中央はところどころ半熟で、旨味がとどめを刺してきます

好みは十人十色ですが….わたしは個人的に、ケチャップがベースの甘酢よりも醤油ベースの方が好きです!

 

あっという間に完食です!

美味しいお料理ご馳走様でした。

 

まとめ

今回は、毎日だって通いたくなる、コスパ満喫の気軽に訪れやすい中華料理店『七面鳥(しちめんちょう)』さんを紹介しました。

当店の創業は昭和35年。今年で約60年目を迎える伝統のある老舗中の老舗

昔ながらの町中華の味をお腹いっぱい堪能することができます!

みなさんも町中華でお食事や晩酌を楽しんでみてはいかがでしょうか!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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中華料理 七面鳥

住所:東京都杉並区高円寺南4-4-15
電話:03-3311-5027

営業時間
ランチ 11:30~15:00
ディナー 17:30~21:00

日曜営業
定休日:土曜

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